梶原秀明前市議の過去ページ
index
【9月市議会】宮下・山脇両市議が発言 - 一般質問終わる(9月28日)

28日は一般質問の3日目、5人の議員が発言し、これで14人の一般質問が終わりました。18人の議員のうち、議長をのぞくと、発言しなかった議員は、新生会1人、公明党2人。日本共産党は今回も全員が発言し、市民の切実な要望をとりあげました。

28日は宮下奈美議員がLGBT(レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致)、知恵蔵より)など性少数者の人権問題を質問。総務部長が、「職員の啓発のための研修をおこなっていきたい」、教育部長は「今年は6校で研修をするなど、教職員の理解を図っている」と答えました。宮下が委員は、市内の相談事例を元に、LGBTに対する偏見や差別をなくす立場から発言しました。

山脇紀子議員は、特別支援教育の推進などを質問。教育長が「東小・西小・東中へ、特別支援学級を来年度新設する見込み」と答えました。現在特別支援学級は、南小・北小・一中・二中にあり、34人が在籍しています。日本共産党市議団は、塚越地区から南小や一中(南町)などに通学していた不便(保護者の負担など)を軽減するなどのため、新たな学級の設置を求めていました。あわせて教育長は「希望があれば転校を認めたい」と答えました。

この日は他に、新生会議員二人と無所属議員が発言しました。西口再開発問題での質問では、部長が、権利者の合意、駅前広場の整備のあり方、資金計画の3つの課題があると答えました。2019年度開設見込みの特別養護老人ホームについての質問では、入所定員90のうち、市民は60人程度入所できる見込みと部長が答えました。決算審議で、現在の市民の入所待ちは40数人との説明があったので、入所待ちはほぼ解消できるのではないかと期待されます。塚越1丁目地内にあるザ・プライス閉店問題での質問に市長が、「ザ・プライスは大事な存在。引き続き営業を続けてもらいたいと関係者には希望を伝えている」と答えました。

次の本会議は、30日、最終日です。討論・採決を行います。