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ごみの最終処分場を視察(10月12日)

現在もうめたてが進む処分場
現在もうめたてが進む処分場
12日、蕨戸田衛生センター組合の視察で、群馬県草津町にある(株)ウィズウェイストジャパンの最終処分場「新草津ウェイストパーク」を視察しました。「ウェイスト」とは「廃棄物」という意味です。

当社とは、蕨戸田センターで出される固化灰(ごみを焼却した排気ガス中に含まれた、ばいじん(飛灰)を固化したもの)を、年間2900トン処分する契約を結んでいます。センターは、年間6600トンのごみを4社に委託していて(2社は埋め立て処分、2社は再資源化・リサイクル)、草津町の当社分は、その44%を占めている重要な最終処分場です。

視察では、水分などが地下に漏れ出さないように厳重に管理されているゴミの埋め立て状況と、過去に埋め立てが完了し、その地上部分を別用途(水耕栽培場、運動場)に活用している事例を見学しました。
埋め立てが終わった土地の地上部分に水耕栽培施設。地下の土とは隔離されている。
埋め立てが終わった土地の地上部分に水耕栽培施設。地下の土とは隔離されている。

現在の技術では、ゴミはある程度埋めざるを得ない状況ですが、20年後以降の先までは、処分場の拡張が全国的には見込めない状況であり、引き続き、ゴミの減量とリサイクルなど、全国的な課題として考えなければなりません。
中ではフリルレタス・グリーンリーフ・ロロロッサを生産し、ベイシアなどのスーパーに出荷しているとのこと
中ではフリルレタス・グリーンリーフ・ロロロッサを生産し、ベイシアなどのスーパーに出荷しているとのこと