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戸田市議の海外視察旅行をやめさせる裁判が山場を迎えています - 次回は１１月９日
１０月５日、さいたま地裁で証人尋問がおこなわれとのことで、当該市民団体が運営するブログが話題になっています。⇒こちら
戸田市の保守系市議４人と公明党市議１人が、３年前の１０月に６日間のオーストラリア・リバプール市に視察旅行した問題で、関係市議と同行した議会事務局職員（これは次回１１月９日）の証人尋問が行われています。その実態は観光旅行だと、海外視察に反対し続けてきた日本共産党の前議員の岡崎氏も証人尋問に立ちました。
裁判を傍聴した市民からは、「不謹慎かもしれないが、テレビドラマを見ているようで面白い」との声が出るほど、海外旅行に税金で行くのが当然だと、まともな議員の仕事だと信じて疑わない議員らが、裁判長から率直な質問を受けて、しどろもどろになっている様子がブログから伝わってきます。
戸田市民のみならず、隣の蕨市民も注目している裁判です。私も注視しています。私が議員になる前には蕨でも議員の海外旅行が行われていたと聞きます。共産党は一切参加していないとも聞きますが、百歩ゆずって、財政の豊かな戸田で、市民にきちんと説明できる内容で海外視察が行われ、その結果が市民生活の改善に、支出した費用にみあった効果を発揮するなら良しとしましょう。しかし裁判の状況を読み聞きする限り、行政視察は１日実質２時間程度で、昼はクルーズランチ、夜はカジノでギャンブル、宿泊は５ツ星ホテル。趣味のための観光旅行としか思えないのが悲しいところです。戸田の保守系の議員にも、もっと気骨のある人が現れないものでしょうか。
次回の証人尋問（２回め）は、１１月９日さいたま地裁C棟で午後１時半です。傍聴希望者は１時に正面ロビー集合してほしいとのことです。この裁判の原告代理人は、私もたびたびお世話になっている埼玉総合法律事務所所属の弁護士が務めているそうです。事実は小説より奇なり。テレビの法廷ドラマより面白いですよ。
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