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【蕨戸田衛生センター組合定例議会】2015年度決算を審査(11月16日)

16日、標題の会議があり出席しました。議題は2015年度会計決算です。本会議で管理者報告、会計決算説明がされたあと、監査委員から「決算は適正に行われている」と報告がされました。

管理者報告で頼高英雄管理者(蕨市長)は、老朽化しているゴミ処理施設の再整備のため約48億円の費用を要する、平成29年度から34年度の6年間の設備再整備計画を作成したこと、ダイオキシン測定結果、などを報告しました。

衛生センター組合の15年度決算は、歳出は、約18億4761万円で、前年比429万円(0・2%)増で、主に、老朽化している設備の修繕費が伸びたことが要因です。歳入は、約18億9992万円で、前年比0・8%減で、主因は、資源物の売り払い金が前年から3791万円減り、1億2739万円となったことです。衛生センターの歳入の大半は、蕨市・戸田市両市の分担金で、13億4123万円。うち蕨市が5億8528万円の負担です。資源物の売り払い金が減ったことと、歳出の修繕費が伸びたことなどにより、蕨市からの分担金は約2584万円増えました。二市で共同執行しているゴミ処理について、蕨市が6億円弱負担していること、設備の老朽化対策として、今後設備の再整備を計画してきたことが、昨年度執行についての要点です。

会議は、本会議後、総務委員会(梶原が所属)と業務委員会(宮下奈美市議が所属)に決算認定を分割付託し、それぞれ審査し、両委員会とも、全委員の賛成で決算を認定すべきものと決めました。

次の本会議は24日で、総務・業務の各委員長報告、討論、採決を行い閉会予定です。24日は議会閉会後に、設備の再整備について、執行部(頼高英雄管理者)から説明するための全員協議会が行われます。