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【１２月市議会】「年金カット法案の廃案を」の陳情に、新生会・公明党は発言なく反対 - 環境福祉経済委員会を傍聴（１２月２日）
２日、標題の委員会を傍聴しました。年金者組合蕨支部から提出されている標題の陳情が議題となり、提出者が意見陳述しました。その後、日本共産党の宮下市議が陳情に賛成討論。新生会と公明党は、質疑も討論もなく、陳情に反対しました。なお、民進党は当委員会に委員がいません。蕨市議会史上、委員会の一般傍聴として最大の５人が見守るなか、新生会と公明党の何の発言もなく陳情を切って捨てるような態度には、傍聴者からも戸惑いと怒りが広がっていました。
委員会では続いて市長提出議案を審議。付託された全議案が、全員の賛成で本会議で可決すべきものと決まりました。その中で、市立病院の医療事故にともなう和解に関する議案には、事の経緯と再発防止策について宮下市議が質疑しました。他会派からも同様な質疑がありました。その中で新生会議員から、「（起きてしまった不幸なことに真摯に向き合うのは）営利を目的としない市立病院のよいところだ。ある民間病院で診療に納得できない患者の家族と同席したことがあるが、主治医はきちんと説明できなかった。その後８０代の患者は２か月後に亡くなった。」と、公立病院としての重要性を評価する発言をしているのには共感が持てました。
次の会議は、１２日から１４日までの一般質問（本会議）です。各日１０時開会です。傍聴においでください。
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