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蕨市から来年度予算などの説明が行われる(1月26日)

26日、頼高市長などから、来年度予算案、市庁舎整備検討報告書、などの説明が、日本共産党市議団あてに行われました。

来年度予算の審議は2月下旬に召集される予定の定例市議会で行われますが、速報的に、主な事業について紹介します。

(1)市庁舎整備事業については、基本的な在り方の検討を、専門事業者の支援を受けながら行うものとし、委託料など1278万円を計上しています。これは、別に報告のあった市庁舎整備検討報告書によれば、長寿命化や、市民会館との複合施設化など6つの整備方法のうち、現在地での建て替えが最も経費が安いとの結論が出たとのことです。この調査結果を、専門的知見を得ながら、審議会の審議を経て、年内に結論を出す方向だとの事です。

(2)市民体育館の耐震化工事に17年度分の費用を計上することに加え、市民会館の耐震化補強工事として、3億9千万円を計上しました。

(3)新規に開設されることになった地域密着型グループホームの補助金として、1117万円を計上。

(追記)保育士確保のために、条件を満たす保育士に家賃を補助する。

(4)国民健康保険会計には従来通り繰り入れを行い、国保税の値上げを抑えます。

(5)粗大ごみ券を市内小売店でも購入できるよう、小売店の手数料分として15万円計上。

(6)木造住宅耐震化補助金を17年度に限り倍増させ1戸当たり60万円とします。国の補正予算を活用するもので、私が一般質問で来年度予算に計上するよう求めていたものでした。

(7)道路の大規模補修として、国道17号線の旧ラーメン太郎から蕨高校方面の富士パン粉あたりまでの範囲の補修など、主に5カ所の道路補修として、4067万円を計上。

(8)塚越1丁目の末広公園のリニューアルに約4千万円を計上。

(9)北町5丁目の見沼用水沿いの桜の根の隆起を抑制するために、蕨高校側用水の一部の桜の樹木を剪定するのに、156万円を計上。

(10)一般質問で宮下議員が求めていた、外国人児童・生徒への日本語教育の充実のため特別支援員の賃金等として、548万円を計上。加えて、日本語支援ボランティア謝礼を40万円から60万円にも拡充します(1回あたり1000円)。

(11)市民体育館と、錦町スポーツ広場のリニューアルに伴う記念イベントの開催に150万円を計上。