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【3月市議会】教育まちづくり委員会(3月9日)

9日、本会議から付託された議案を審査し、2017年度一般会計予算の委員会所管部分など、全議案を、全員が賛成し、本会議で可決すべきものとなりました。9日で全ての委員会審議が終わり、次の議会日程は、16日からの一般質問です。2017年度一般会計予算については、新生会の古川議員が、市民会館の耐震化を7月から実施することに疑問があり、予算の修正動議を公明党とともに出すことを検討しているため「消極的に賛成する」と発言しました。

委員会での私の質疑を中心に、明らかになったことを以下、報告します。

●中央第一まちづくりは、当初計画に対する進捗率(面積ベース)は、16年度末13・4%、17年度末17・1%となる。
●小学校、中学校とも、就学援助金の支給額はここ数年増加傾向で、周知が進んだことが大きいと説明がありました。私は、暮らしの厳しい家庭が増えている要因もあると思います。
●舗装道補修工事については、14年度に実施した路面性状調査でDランク(すぐに補修を要する)7キロメートル分のうち、15年度と16年度の2ヵ年で、1・2キロメートルを補修したとの説明です。
●北町公園は、けやき11本を強剪定する。日照をさえぎること、落ち葉、からす被害などへの対処のため。
●塚越1丁目の末広公園は、約4千万円のリニューアル工事をする。商店街側をバリアフリーの出入り口とし、複合遊具を設置、ベンチ、鉄棒、水のみ場、時計などを一新、トイレも改修します。
●北町5丁目の桜並木の、蕨高校側の用水沿いの45本の桜を対象に剪定する。日照被害、電波障害、落ち葉、根の隆起による道路の破損などへの対策として実施。実施にあたっては5丁目町会とよく協議すると答えました。
●日本語が全く話せない児童・生徒への日本語初期教育は、月・火・水の午前中、教育センター内で授業をします。
●公共下水道会計の質疑では、下水道管路約174キロメートルのうち、まず20キロメートル分について長寿命化の計画を立てる。5年ごとに計画を更新していくとの説明です。
●錦町区画整理会計の質疑では、新年度は20棟の移転を予定し、17年度の繰越分11棟と合わせ31棟の移転の予定です。
●水道事業会計の質疑では、停電時でも井戸のくみあげができるよう、一つの井戸について発電設備を設置します。浄水場内の井戸に発電設備は既についているが、場外の井戸ではこれが初めての対策。停電時でもできるだけ水道を供給できるよう対策をとるものです。