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【6月市議会】一般質問3日目 - ベストライフ問題など山脇市議が質問(6月19日)

19日は、日本共産党の山脇市議と、新生会2人、公明党1人、無所属が発言しました。NPO法人ベストライフの不正問題の経緯と再発防止を質問した山脇市議に対し、頼高市長が、「意図的で悪質、ゆるせないものだ。利用者のうち他事業所に移行していない人が19人あるが、支障のないようにしたい。不正額は返還をきちんとさせることに最大限努力する。介護給付については県の監査でも見抜けなかったほど悪質だった。今後、市が行っている移動支援事業については、(市内40事業所よ)への監査を通じて、再発防止に取り組み」と述べました。この問題は、山脇市議をはじめ、3人の議員が、一般質問で取り上げました。

他の議員の質問で注目すべき事項について速報します。市立病院への質問で、今年度の状況を事務局長が答弁。「患者数は前年より1856人増え、(整形外科の常勤医が昨年8月に採用できたことなどで)病床利用率が6・8%上がった。2016年度は増収増益の見込み」と答え、市長は「8千万円ほどの利益が上がりそう」と述べました。3月の病院審議会では、16年度上半期の説明がありましたが、この日の説明では、16年度全体の決算がほぼまとまったことからの説明であり、経営改善が進んでいることが改めてわかりました。

錦町区画整理の質問について、都市整備部長から、今年度の国からの交付金は1億4795万円(交付率50%)と、改善している状況がわかりました。この4年ほど、20%台から35%程度の交付率が続いていたので、日本共産党の梅村さえこ衆議院議員が国会で取り上げてきたことが改善として表れています。

これで14人の一般質問は終わり、議会の日程は、21日が最終日。陳情1件、請願1件の討論・採決、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙などを、10時から行います。