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【3月市議会】一般質問1日目 - 梶原市議は私道舗装、コミュニティバスの効用、無期転換ルールなど質問(3月16日)

蕨市議会は16日から一般質問が始まり、16日の2番目に、梶原市議が発言しました。16日には5人の議員が発言し、19日は6人目の議員から続行します。梶原市議の質問の大要は以下のとおりです。

(1)私道舗装について、行政評価で「事業を終了することも視野に入れて検討されたい」との評価がついているので、私は、この事業はまだ需要があることを主張し、「終了の検討は慎重にすべき」と求めました。都市整備部長は、過去10年間で18箇所、583メートルを舗装したと実績を答弁。「今後も一定の要望があるので終了は慎重に」考えると答えました。

(2)コミュニティバスの増便に向けては、庁内でルートの検討が続いていますが、2019年度の予算にはしっかりと増便の予算を計上することを要望しました。また、バスには、高齢者の社会参加、健康増進、経済効果などがあることも視野に入れて、福祉的事業としても位置づけるべきと提案しました。バス事業の担当である市民生活部長は「介護予防、健康増進、街のにぎわいづくりに、十分に意を用いていく」と答弁。さらに健康福祉部長は、「高齢者等が外に出ることに(バスは)プラスになっている。今後、(福祉事業への位置づけを)検討したい」と答えました。

(3)蕨陸橋下のラック式駐輪場の上段は使いづらいとの市民の意見を伝え、駐輪場利用の申請時に、上下段の選択ができるように検討したいと、市民生活部長が答えました。

(4)改正労働契約法については、この4月から無期雇用への転換ルールが始まることを念頭に、市の関連団体の準備状況を質問しました。各担当部長が、社会福祉協議会、蕨市施設管理公社、寧幸会、戸田蕨福祉会、シンコースポーツ、それぞれについて、新ルールについて従業員に周知をすることや新しい就業規則を準備していることなどの説明がありました。各団体で現在の有期雇用者数と、そのうち無期転換権が発生する人数も質問。社会福祉協議会では、有期雇用者数80人・無期転換権が発生するのは46人(以下同様)、蕨市施設管理公社、19人・5人、寧幸会、26人・14人、戸田蕨福祉会、6人・0人、シンコースポーツ、12人・0人との答弁。安定した雇用のために市が一定の責任をはたすよう要望しました。

一般質問は19日・20日と続きます。宮下奈美議員が19日の5人目(午後4時頃からの見込み)、鈴木議員は20日の1人目(朝10時から)、山脇紀子議員は2番目(11時15分頃からの見込み)です。