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県南都市問題協議会の総会と研修会に出席しました(8月6日)

総会では3市の市長がそれぞれ来賓あいさつをしました。写真は頼高蕨市長
総会では3市の市長がそれぞれ来賓あいさつをしました。写真は頼高蕨市長
協議会は蕨市・戸田市・川口市の3市の市議で構成しています。6日に標題の会議が川口市のキュポラであり出席しました。

総会は、2017年度活動報告・決算、18年度活動計画・予算を、承認しました。その結果、協議会は休会に向けて検討していくことを確認しました。川口市議会から、川口市が今年4月に中核市に移行し、3市の共通課題を調査するという協議会の役割は終了したとの意見が出ていました。日本共産党蕨市議団は従来から、協議会の年間予算220万円は多すぎるとして、活動の縮小を主張していました。協議会の副会長を務める今井蕨市議(新生会)は、「協議会は継続すべき」との意見を出していますが、戸田市議会も大勢として休会に賛同しており、休会に向けての検討は加速すると思われます。
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総会後の研修会では、城西大学教授の伊関友伸氏が、「地域における医療課題について」と題して講演しました。伊関氏は、少子高齢化を見すえると医療・介護の人材が圧倒的に不足している、その原因は非正規な働き方が増え若者が結婚・出産できなくなっていると指摘。正規社員を増やし安心して働ける環境をつくるべきと訴えました。さらに、2000年の介護保険制度の開始で、介護に競争原理を導入した結果、職場が人を育てなくなったと述べ、過度な競争や民間委託ではなく、自治体が職員を直接雇用することも必要だと述べました。