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【9月市議会】一般質問2日目 - 就学援助は小学生も入学前支給へ(9月25日)

25日は、日本共産党の宮下奈美市議と、新生会2人、公明党・無所属各議員が質問しました。26日は、6人の議員が発言します。鈴木智議員は、26日の1番目(午前10時から)、山脇紀子議員は3番目(午後1時20分頃から)です。

宮下議員の就学援助金の質問に対し教育部長が、小学生入学前の援助金の支給は「実施に向けて準備している」と答え、来年度実施(来年の入学前の3月頃の支給)が確実となりました。日本共産党市議団は、数年前から入学前支給を求めてきましたが、今年度の中学生に続き、実現します。宮下市議はさらに、中央公民館と西公民館の整備について質問。両館のエレベーター設置に向けて「設置予定場所が固まり現在実施設計をしている」と答え、来年度にはいよいよエレベーター設置工事をおこなうことが確実となりました。西公民館の全館空調の改善工事も、これに合わせておこなう見通しだと、部長が答えました。

他の議員の質問についての議論をいくつか速報します。少人数学級の評価についての質問があり、教育長が、「子どもに行き届いた教育をおこなえ、学校からも保護者からも評価が高く、大きな成果はあるが、一方で、採用教員の質の向上が課題で、教育センターの主任指導員が巡回指導をしたり、給与を上げるなどしている」と説明しました。

新聞報道などを受けて、消防のデジタル無線の一般競争入札で談合があったのではないかとの質問があり、消防長は、談合に参加した沖電気からではなく三峰無線が落札したものであり、「三峰無線は談合業者には含まれていない」「(同様な入札をおこなった)蓮田市、比企消防組合と情報交換をしているが、製造者と販売者が異なるので、損害賠償請求はできないだろうとの共通意見を持っている」と答えました。また、契約を担当する総務部長は、「沖電気と三峰無線との関係が明らかになれば必要な対応はしていきたい」と答えました。当該デジタル無線は、平成25年5月に約1億4900万円で三峰無線から購入し、26年4月から運用しているもの。談合によって価額が本来より1,2割上がっているとすれば、2千万円程度高く市は購入させられたことになり、今後の状況を注視していきます。