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【9月市議会】一般質問(3日目)保育士不足の深刻な実態改めて明らかになる(9月26日)

26日は一般質問の最終日で、日本共産党の鈴木・山脇両市議が発言しました。鈴木市議の内水被害対策への質問に部長が「過去の道路冠水場所の履歴から、台風などが接近している際は、重点箇所のパトロールをして(被害を未然に防ぐ)必要な対策をとっている」と答えました。8月27日の集中豪雨では最大時間雨量56.5mm/h、道路冠水9ヶ所、床下浸水3世帯、台風21号では21mm/h、最大瞬間風速28.7m/s、9月18日の集中豪雨で53mm/h、道路冠水8箇所、床下浸水3世帯、と報告しました。生活保護受給世帯への新たなエアコン設置措置が7月から始まったことについての質問では、「これまでに該当世帯はない」と部長が答弁しました。

山脇議員は「防災行政無線に小学生の声での放送を加えるように」と質問したのに対し、部長は「7月にPTA連合会から要請があり、年内に開始できるよう調整している。週2回程度、下校時間に合わせる方向」と答えました。また、保育園の待機児童の質問へは、「待機児童は95人。うち、待機の多い3歳児については面積に余裕があり保育士がいれば最大15人解消できるのだが」と述べ、保育士不足の実態が改めて分かりました。県南部や都内で保育園が急増していて、保育士不足が深刻です。コミュニティバスの逆回りを含めたルール拡充の質問へは、「バス会社に対しルートの考え方を示し、課題の整理を含めて、話し合っている」と答えるにとどまりました。

この日は他に、新生会議員3人と公明党議員が発言しました。ごみの出し方マニュアル外国語版の改善についての質問があり、「やさしい日本語版を検討する」と部長が答えました。私は「やさしい日本語」の普及を提言していますが、その方向に沿った答弁です。