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3市議会厚生事業で元競艇レーサーの話を聞く(10月3日)

戸田競艇企業団議会(県南3市議会で構成)の事業として元競艇レーサーで、業界史上初の年間獲得賞金2億円を果たし、生涯の賞金総額22億円、現在は競艇の啓発活動をしている人の講演が、3日に市民会館であり出席しました。前半が講演、後半が3市議会議員による懇親会でしたが、講演内容は必ずしも好ましいものではなく、かつ公費で飲食費をまかなうのは好ましくないとの考えから、懇親会は欠席しました。

講演の主旨は、モーターボート競技を取り仕切っている日本財団(かつての笹川財団)として、公営ギャンブルのかつての人気を取り戻すため、議員の協力もお願いしたいというものでした。戸田競艇からは蕨市には17年度2億5千万円の配分金が収入となっていますが、競艇などギャンブルにのめりこんでしまう市民の心理や、射幸心をあおって事業を発展させていく構造的な問題などがあり、全面賛成ではありません。講演内容をそのまま子ども達に聞かせるならば、ギャンブルを推奨することにもつながるものです。もっと健全な国民的な娯楽が広がることを期待しています。