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蕨市戦没者追悼式に参列しました(10月24日)

24日、標題の式に出席しました。蕨市では2年に1回行われています。73年前に終結し、日本の軍国主義が敗北した、アジア・太平洋戦争で亡くなられた方、及び、家族を失った遺族の方々に、心から哀悼の意を表します。私は、祖父の弟が旧満州で戦死、叔父の1人は、3日後に特攻出撃という日に終戦になったと聞いています。

先の戦争に対して、命を懸けて反対を貫いた唯一の政党である、日本共産党の存在は、日本史の画期をなすものと考えます。追悼式である来賓があいさつの中で、九州・知覧の旧特攻基地を記念する展示の中から、特攻出撃前の兵士が母にあてた手紙を紹介していました。その手紙の思いに偽りはないにしても、特攻というありえない作戦をやらせた旧日本軍の横暴、志願をつのりながら多くのところで半ば強制で志願させたという生き残った方々の証言を考えと、「祖国の為に命をささげた英霊」という表現には賛同できません。

追悼式で頼高市長が語っていましたが、平和憲法の理念にもとづいてまちづくりをする、政治家にはこのことが求められています。