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野良猫を減らすために - 蕨市環境フォーラムに出席しました(11月20日)

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20日、市民会館にて、標題のフォーラムがありました。「飼い主のいない猫対策について考える」と題して、埼玉県保健医療部生活衛生課の獣医師でもある望月陽平さんが講演しました。猫は古代エジプトの時代から人間に飼いならされるようになった、乾燥地帯なので尿が濃くてとっても臭いのはここからきている、など、興味深い話がたくさん聞けました。写真のピンクのパンフレットは、今年度の「議会報告会」で私が、環境福祉経済常任委員長として、今年度から実施が始まった「猫の去勢・避妊補助金」について説明資料を作る際に参考にした文献でもあります。猫の生態、地域猫活動の基本、野良猫を減らすTNR活動(T:トラップは捕獲、N:ニューターは去勢・避妊(中性にするという意味合いでしょうか、R:リタ-ンは猫を元に戻す)、など詳しい説明がされました。

地域猫活動でのえさやりは4つのマナーが大切との事です。第一は、猫は去勢・避妊をすること、第二は置きエサは厳禁、30分で食べられるようにエサを用意する(強い猫だけが食べ過ぎないよう、猫1匹ごとにエサは用意する)こと、第三は、エサを食べ終わったら糞尿を回収しエサなどもきれいに掃除すること、第四は、近所の理解を得ること、です。

去勢・避妊のための補助金は、全額県が補助してくれるわけですが、80件の枠があり、これまでに、27件の申請があり、22件に支給した(1件5千円の補助)と、頼高市長の主催者あいさつの中で説明がありました。