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【速報・12月市議会】一般質問の1日目 - 梶原が発言しました(12月12日)

一般質問の1日目は、1番目に私が発言しました。私は、蕨戸田衛生センター組合分担金の戸田市との負担割合の見直しを求めました。担当部長は、負担の基準を定めた規約の変更については、3年に一度、どちらかからの申し出てにより協議できると述べ、必要に応じて検討したいと答えました。一方で、両市の議員の協議も踏まえて協力関係のもと安定して運営している事業なので、見直しは慎重にせざるをえないとの見解も示されました。救急医療環境の整備についても戸田市と負担しており、蕨市民の利用割合は2割程度ですが、負担は5割していることなどが明らかとなり、戸田市との協議を求め、これも、「必要に応じて検討する」との答弁でした。

市職員の配置については、この3年で、正規職員が増えた部署は11人(新庁舎建設室5人、保育士5人、下水道課1人)、減った部署は5人(小中学校の用務員2人、庶務課の単純労務職1人、政策企画室1人、福祉総務課(臨時福祉給付金制度の終了に伴う)1人)とのことで、3年で6人増えている実態が明らかとなりました。私は、引き続き、保育士やケースワーカーなど福祉部門の職員増員を求めました。その他、北町1丁目体育館横の信号のない交差点については、信号機の設置、自動車の速度の抑制対策、一時停止違反を取り締まる警察の指導など、実効的な対策を求め、担当部長は、警察に要請したいと答えました。

12日は他に4人の議員が発言。防災備蓄品の質問へは、避難所のついたての備蓄を新たに検討しているとの答弁があり、私が以前求めたことが具体化していることが分かりました。元NPO法人の不正問題について、その後の市への返還状況についての質問では、不正額に対して、11月末現在で、323万円の返還があり、残額は2287万円であるとの報告があり、また、万一の事態に備え、強制執行を可能とする公正証書を市と相手側とで8月に、取りかわしたとの説明もありました。

他に複数の議員が、蕨市制60周年事業の充実を求めました。これは市長報告で報告があったもので、すべての市民が来年の60周年をお祝いできるように、また、蕨の未来に向けたものとなるようにとの方向が市長などから示されています。同時にそのための予算は、華美なものとならないよう、県の補助1千万円を含め、前回50周年は3千万円かけたが、60周年は、それ以下になるだろうとの認識を、総務部長が答えました。

13日の一般質問は、5人が見込まれていますが、5人目には日本共産党の鈴木市議が発言します。夕方の4時頃の見通しです。