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定例市議会(予算議会)が始まりました - 市長が「あったか市政」第2ステージを表明(2月20日)

20日に定例市議会が開会しました。3月20日までです。議会運営委員会の閉会中の視察の報告のあと、頼高市長が市政方針表明をおこないました。市長就任の12年間をふりかえり、今後は蕨の未来に向けて「あったか市政第2ステージ」を進めていく決意が表明されました。

市民のくらしを支える。これが、頼高市長、12年間の最大の特徴と言えます。健康保険税は県内で最も安い水準を維持しています。子育ての分野では、埼玉県南部で、いち早く、子ども医療費の無料化を中学卒業まで拡大、認可保育園は5園から13園へ増やしました。どの子どもにも、行き届いた教育をと、小学校の少人数学級を実施し、全国的にも早い段階で、小中学校全ての教室へのエアコンを整備し、教育環境を整えています。介護の分野では、特養ホームを2つ増やし、高齢者の健康増進にも役立つ、ぷらっとわらびの無料制度は大変喜ばれています。防犯パトロールなどにより、平成15年に3千件以上だった犯罪件数は、昨年は、760件、4分の1まで減りました。交通死亡事故ゼロは1300日となり、県内40市で最も長い、実に3年半となり、安全性の高い市となっています。

様々な取り組みには、お金がかかります。ばくだいな借金を返済しながら、職員人件費を増やさないなどの節約に努めていることも、蕨市政の特徴です。市立病院は、10年前に連続赤字から抜けて黒字となり現在に至ります。市の借金は、臨時財政対策債を除くと、300億円から170億円へ130億円減らしています。

そして、いよいよ、蕨の未来に向けた大きなプロジェクトに着手できる体力がついてきました。3つの大きなプロジェクト、第一は、超高齢社会への対応です。高齢者の生活支援と認知症対策、地域包括ケアをさらに強めます。第二は、蕨駅西口の整備です。今後、駅前に、図書館を移転し、行政センターを設置する方針が決まりました。日本共産党は、どういう図書館を作っていくのか、市民とともに、提案してまいります。第三は市役所の建替えです。新しい市役所は「防災拠点となる」こと、「誰もが利用しやすい」こと、「環境にやさしい」こと、「コストが安い」こと、「市民が親しみやすい」ことの、5つを基本理念として、設計作業を進め、2023年度完成予定です。

日本共産党市議団は、頼高市長が進めるあったか市政を支え、市民の暮らしを守ります。