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【競艇議会】2月に有料遊具施設モービィーが開店 - 競艇企業団議会(2月25日)

25日に、2019年第1回競艇企業団議会が戸田市役所で始まりました。定例会を年3回に減らす条例、議員の期末手当の増額、職員の期末手当の増額、補正予算、新年度当初予算が提出され、本会議での説明のあと、2委員会に付託され、私は、総務常任委員会での審議に参加しました。各委員会では全議案が可決すべきものと決し、最終日の3月19日に採決します。

議員の期末手当は1人あたり3千円ほどの増額。人事院勧告に伴い各市の職員、議員も引き上げているため、反対はしませんが、「定例会を年3回に減らすのだから、議員報酬全体も減額の方向で見直すべき。各議員にその方向で考えてもらいたい」と発言しました。本件は賛成多数で可決しました。

戸田競艇の新年度予算については、2018年度がSGの開催などがあり、約14億6千万円の純利益が見込まれる一方、19年度はレインボーホール除却費として3億7500万円の特別損失の計上などもあり、約6億4千万円の利益見込みとなっています。お客さんがたくさんギャンブルに参加して損を出すほどに企業団が儲かり自治体に配分がいくという構造であり、利益が上がることを単純には喜べませんが、法に基づく経営体のため、その運営は注視していきます。

2月に子ども用の新しい有料遊具施設「モービィー」が競艇場内に開店し、先日は視察に行ってきました。平日でも多い日に300人以上、日曜には1000人を越えるほどの入場者数で、当初の予想を上回る人気のようです。競艇のお客さんと同じ所から入場し、賭け事に興じているところを通り施設に入るという動線について、一般客との動線を明確に分けるべきとの要望を、戸田市の日本共産党武藤議員が要望し、その方向で工夫していくと答弁しました。保守系の議員からの質問に対し、「モーヴィーに通った子どもたちが大人になったら、競艇に参加してくれることを期待している」と執行部から答弁もあり、これがモーヴィー設置の目的です。