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【3月市議会】コミバスの拡充案に対し、新生会・公明党が執行停止を求める付帯決議を可決(3月20日)

20日、3月定例市議会は最終日となりました。10時開会の予定がずれ込み午後3時30分頃の開会となり、冒頭、小林議長から「議長としてまとめるところを、開会時間が大幅に遅れたことをおわびします」と発言がありましたが、なぜ遅れたのかの詳細説明はありませんでした。その後、蕨市一般会計予算の採決をし、一人が退席し、他の議員全ての賛成で、予算は可決しました。

ところがその後、新生会の三輪議員と公明党の松本議員の連名で、「一般会計予算への附帯決議」案が出されました。これは、コミュニティバスのルート拡充を多くの市民が望んでいるとは言い難いとし、市の総合的な交通政策の報告書をを8月末までにまとめること、報告書を議会で説明するまでは、バスのルート拡充・増便の予算の執行を停止すること、を求めたものです。決議案に対し、日本共産党市議団は質疑し、反対討論、無所属議員も反対討論し、採決の結果、賛成(新生会と公明党)11人、反対5人、退席1人となり、可決されてしまいました。条例と補正予算は可決・成立しましたが、午後8時15分現在、特別会計と事業会計7件の予算、その他1件の採決がまだ行われず、議会はまだ閉会していません。

日本共産党市議団は、新生会と公明党の姿勢を厳しく批判し、市民の願いを取り入れたコミュニティバスのルート拡充を一日も早く実現するために、活動していきます。