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議会報告

2024年度決算認定など全議案を可決・認定 〜蕨戸田衛生センター議会報告(市議会議員 鈴木さとし・武下涼)

11月11~18日の会期で蕨戸田衛生センター組合議会が開催されました。
 議案は、2024年度決算認定と条例案が2件で、すべての議案が可決・認定されました。
 初日、賴髙英雄管理者(蕨市長)は管理者報告の中で7月12日に発生した火災の対応について報告しました。主な内容は以下の通りです。
 資源ごみ処理施設、し尿処理施設はほぼ再開。可燃ごみを処理する焼却施設は来年3月の復旧に向けて工事を進めており、現在、可燃ごみは外部に処理を委託している。7月17日~9月末の委託数量は1万577トン、委託金額約4億1300万円。また、粗大ごみ処理施設については、今後復旧方針を決定し次年度以降に工事の予定。現在は、粗大ごみは重機で破砕し、不燃ごみは充電式電池等の不適物をピックアップし、民間事業者に運搬・処理を委託。7月17日から9月末では、粗大ごみ163トンで委託金額約2000万円、不燃ごみ277トンで委託金額約3400万円。

 

全員協議会の報告

 議会閉会後には全員協議会が開催され、火災対応状況の説明と施設整備基本構想検討委員会の経過報告が行われました。

①火災の対応状況について報告
 火災に関しては、現在、「火災に関する調査検証・再発防止対策会議」で検証・検討が進められていて、1月に検証報告書がまとめられる予定です。また、粗大ごみ処理施設については、来年2月に示される火害調査結果を踏まえ、現在位置で復旧するか、粗大ごみプラットフォームで簡易プラントを整備するかの対応になります。火災対応施設の増設と合わせた整備予算については来年5月の議会で補正予算として審議する予定です。
②施設整備基本構想検討委員会について
 ごみ処理施設の更新などについて検討してきた施設整備基本構想検討委員会については、基本構想のパブリックコメントを来年1月後半から実施する方向で進められており、その概要について説明がありました。
主として現在地で対応する計画であり、可燃ごみの焼却施設、粗大ごみ処理施設、し尿処理施設は建替え、リサイクルプラザは延命化し維持管理を行う方向です。また、火災の影響を受けて、基本計画の検討策定は火災対応が完了したのちになること、計画策定から新施設稼働までは10年程度を見込んでいることなどが説明されました。

 

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