12月議会
安心・にぎわい・未来みんなで創る蕨の実現への決意を頼高市長が報告〜12月議会開会
12月定例市議会が11月26日に開会し、条例案10件、補正予算案3件、人事案1件、契約案2件、その他4件の計20件が上程されました(会期は12月18日まで)。
頼高英雄市長は9点の市長報告が行いました。以下、概要を紹介します。全文は蕨市HPに掲載されています。
1 令和7年度の市民意識調査の結果
「まちへの愛着」は「感じている」78.1%、「定住意識」は「住みたいと思う」80.0%、「子育てしやすいまちだと思う」と80.2%、今後の市政の重点施策の「重要度」では、1位が「防犯対策」、2位が「消防・救急体制」、3位が「防災対策」。「満足度」では、1位が「消防・救急体制」、2位が「防災対策」、3位が「コミュニティバスなどの公共交通の充実」となった。
2 リチウムイオン電池等の安全対策
12月から、リチウムイオン電池や電池を内蔵する製品は、透明の袋に入れて「リチウムイオン電池等の分別のかご」に分別の徹底と安全対策にとりくむ。
3 学校におけるICT教育環境の充実
全ての市立小中学校児童生徒の端末の一斉更新と東中学校DXルームの整備に取り組む。また、東中学校のDXルームを整備するなど、充実した教育環境を基盤として、ICT教育支援員や指導力向上ワーキンググループ等を活用しながら、ICT教育を更に推進する。
4 学校トイレのリニューアル
今年度は、東小、南小、中央小学校の3校において、洋式化に加えて、床の乾式化や天井の改修を含む内装の全面的なリニューアルを実施。西小、北小、中央東小、塚越小学校の4校は、設計委託を行い、令和8年度に改修工事を予定。中学校3校についても令和9年度に改修を予定し全ての学校トイレのリニューアルを完了する。
5 スマートウエルネスシティ蕨アクションプランの取り組み
11月29日に「ウォーキングイベント ・ 蕨市民公園」でトレーニング体験会を実施。「蕨あるこうキャンペーン」第3弾を12月31日まで実施する。「コバトンALKOOマイレージ」に登録のうえ、1か月間に8千歩以上歩いた日が4日以上ある市民の方全員に500円分のデジタルギフトを贈呈するもので、ウォーキングの輪を更に大きく広げて行きたい。また、市内に4千歩と8千歩の7つのウォーキングコースを新たに設定。9月には、春日公園など、市内5地区の公園・広場に健康遊具の設置を進める。
6 図書館システムの更新
令和4年度から、電子図書サービスを開始。9月23日から図書館新システムの導入。従来の図書館利用券に加え、LINEをはじめ、スイカなどのICカード、マイナンバーカードを図書館利用券として使用できるようになり、利用者がより便利でスマートに図書館を利用できる環境が整う。また、図書館公式LINEから資料の検索・予約、予約順番のプッシュ通知受信が可能となったほか、読書・読み聞かせ手帳に貼る記録ラベルを印刷する機能も導入し、読書活動の記録がより簡単に行えるようになる。
令和9年度の蕨駅西口新図書館開設では、ICタグを活用した自動貸出機の設置や開館日時の拡大、WiFiの導入、パソコン利用ペースの整備など、更なる利便性の向上を図っていく。
7 西公民館・松原会館の移転:令和8年度末の竣工予定
8 蕨市・エルドラド郡姉妹都市締結50周年:エルドラドから22人の訪問団が来訪
9 市民税の収納率向上
丁寧な納税相談の実施に加え、納税コールセンターの設置やスマホ決済の導入、官公庁での徴収実務経験を有する人材を採用するなど、滞納の早期解消に取り組んでまいりました。その結果、令和6年度決算では、個人市民税の収納率97.9%と、14年連続で上昇し、平成22年度の85.2%から12.7ポイントのアップ、年間、7億円近い税収が増えた計算となる。