6月議会
民間民間留守家庭児童指導室の整備、にぎわい交流拠点整備にかかる補正予算など~6月市議会の議案示される
6月2日に開会を予定する6月定例市議会に向けて、市議会議員に対して議案説明会が5月22日に行われました。
予定されている市長提出議案は、条例案4件、補正予算案2件、契約案2件、その他4件の計12件です。
条例案は、行政委員会等の報酬等の支給条例の改正(選挙長等が職務に従事した時に支給する報酬を国の法律に規定する額に改正)、市税条例の一部を改正する条例(給与所得控除の最低保障額を10万円引き上げ65万円にする等)、社会福祉センター設置条例の一部改正(就労移行支援サービスを廃止し、就労選択支援サービスを新たに開始する)、蕨市病院事業の設置等に関する条例及び国民健康保険条例の一部改正(蕨市立病院を国民健康保険診療施設として位置づけるための改正)の4件です。
補正予算(第1号)は物価高騰重点支援給付金で追加で給付される分の増額補正で対象者は①定額減税しきれずに調整給付額に不足が生じた人②いずれの給付を受けていない人で対象者は6500人とみて平均24000円を給付される予定との説明がありました。この補正は6月2日の開会日に先議される予定です。
補正予算(第2号)は、南小学校区で新たに民間留守家庭児童指導室を整備するための補助金、市役所仮設庁舎跡地を活用し官民連携によるにぎわい交流拠点(物販施設、広場機能)を整備するための工事等の費用、丁張跨線人道橋の定期点検の委託料が主な内容です。
契約案は市民会館舞台照明設備改修工事の契約締結、小中学校の学習用端末の財産取得の2件です。
その他は、丁張跨線人道橋修繕工事の委託の締結、法改正に伴う市税条例等の改正など3件の専決処分の承認です。
また、6月議会では各会計の繰越計算書6件と事故対応2件について報告があり、土地開発公社と施設管理公社それぞれの決算書が提出されます。
追加報告として、にぎわい交流拠点整備について、続けて国民健康保険診療施設(国保直診)への位置づけ及び移転建替えにかかる事業費等の計画について担当から報告がありました。
にぎわい交流拠点整備について
市役所仮設庁舎跡地である公有地を活用した官民連携によるにぎわい交流拠点の整備について5月22日に報告された主な内容は以下の通りです。
◆民間機能部分についてはカフェなどの飲食施設を誘致し、事業用定期蝕知権設定契約を締結し、民間事業者が設計・施工・運営を行う(市の歳出負担はない)
◆公共機能部分については設計・施工一括発注方式におる物販施設、広場機能、駐車場などを整備する。
◆事業スケジュールは民間機能部分は7月2日提案書締め切りでプレゼンテーションを実施し、その後、基本協定等を締結する。
◆公共部分は7月上旬に提案書等の締め切りで、プレゼンテーションを行い、9月に工事契約締結の予定。