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3月議会

7万6千市民の幸せと蕨の未来への飛躍に向けて〜3月市議会開会・頼高市長が施政方針表明

蕨市議会3月定例会が2月17日に開会しました。
 今議会には、市民からの陳情1件、市長提出議案として条例案13件、補正予算案8件、予算案9件、人事案3件、その他1件の計34件が上程されました。
 陳情は、蕨地区労働組合協議会から提出された「国に対して『物価高騰を上回る最低賃金の引き上げと地域間格差の解消・縮小を図ることを求める意見書』の提出を求める陳情」です。
 頼高英雄市長は「市民の安心、にぎわい、そして、未来のために、蕨のまちづくりを更に加速化し、7万6千市民の幸せと蕨の未来への飛躍に向けて、全力を尽くす」との決意を述べ施政方針を表明しました。その概要を紹介します。全文は蕨市HPに掲載されています。
  ☆ ☆ ☆
◆将来ビジョンⅡの4つの重点プロジェクト
(1)安全安心・エコシティ プロジェクト
①「防災都市づくりの更なる推進」上下水道の更なる耐震化と老朽化対策を進める。橋りょうの長寿命化・耐震化の推進(塚越陸橋と蕨跨線人道橋、丁張跨線人道橋の修繕工事)。災害用ドローンを消防本部に導入。市内の道路冠水状況を直ちに察知できる浸水センサを設置。救助用ボート4艇購入し全ての消防団への配備を完了。
②「防犯対策の更なる強化」帰宅時間帯を中心に蕨駅東西口周辺で青色防犯パトロールを実施。防犯カメラ付き自動販売機の公園や公共施設への設置。闇バイトの防止に向けた啓発強化。
③「脱炭素社会の実現に向けた取り組み」ソーラー蓄電池ステーションの開設に向け、公共施設への太陽光発電設備の導入調査。公用自動車に初めてEV、電気自動車を導入。

(2)子どもの元気・未来創造シティ プロジェクト
①「全ての子ども達に確かな学力と生きる力を育む教育の推進」児童生徒1人1台の端末の一斉更新。ICT支援員の増員や東中学校へのDXルームの整備。スクールカウンセラーを1名増員、市内の3中学校全てに、不登校の生徒の居場所や学習の場となる校内教育支援センター、通称「e‐station」を整備し、専任の教員とサポートスタッフを配置。担任とも連携し生徒と保護者へのアウトリーチによる支援も行う。東・南・中央小学校でトイレ洋式化改修工事を実施。西・北・中央東・塚越小学校の設計委託。
②「保育園や学童保育の更なる充実」保育士をサポートする「保育支援者」や「スポット支援員」の配置への補助制度を創設。新卒保育士に20万円の就職準備金を貸付け(2年間の就労で返済免除する制度)。4月から東小学校区に1か所増設。南小学校区で更なる増設の検討を進める。
③「子ども達がいきいき育つ環境づくり」ヤングケアラー・コーディネーターをこども家庭センター内に配置。錦町1号公園、市民公園内の実施設計。
(3)魅力と活力・にぎわいシティ プロジェクト
①「物価高騰対策」国の非課税世帯への物価高騰重点支援給付金や市独自のひとり親世帯への給付金を3月上旬から速やかに支給を開始。蕨市プレミアム付きデジタル商品券事業を実施。
②「中心市街地活性化の更なる推進」市役所の仮設庁舎跡地に、にぎわい交流拠点の整備計画策定。中央第一地区まちづくりにおいて、蕨駅西口駅前通りを「にぎわい交流軸」として基本設計を行う。
③「市民が集う生涯学習・芸術文化の拠点の整備」西公民館・松原会館等の実施設計を行い、建設工事に着手。市民会館の長寿命化に向けて、コンクレレホール内の舞台照明設備や舞台床、客席等の改修。
(4)みんなで笑顔・健幸シティ プロジェクト
①「スマートウエルネスシティの推進」市内に7つのウォーキングコースを設定し、その標示や歩道の改修。ウォーキングイベントや蕨あるこうキャンペーンの開催、公園への健康遊具の設置。
②「がん検診の拡充と患者支援の推進」。乳がん検診を集団検診から個別検診に移行。前立腺がんの個別検診を開始。胃がん検診の内視鏡検査の定員も拡充。AYA世代の終末期がん患者が在宅療養に必要とする生活支援費用の一部を補助する制度。がん患者が利用できるウィッグ、補整具などの購入費を支援するアピアランスケア用品購入費補助金制度を創設。
③「介護人材確保の推進」入門的研修の実施や市内事業所とのマッチングまで一体的に行う事業を実施。市内在宅サービス介護事業所への就職や介護福祉士などの資格取得に最大10万円を補助する制度を新設。
     
    《次号につづく》

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