9月議会
一般会計質疑③2023年度・あったか市政の成果など(市議会議員 鈴木さとし)
前回の記事に続き、昨年度に行われた事業から特徴的なものについて、質疑の中で示された成果や課題などを紹介します。
◆生活保護:受給者数は年度末で1517人、申請件数は221件。申請数は2020年度以降増加している。ケースワーカーは今年度に2人増員された。
◆地球温暖化対策設備設置費補助金(表):申請件数は、家庭用太陽光発電システム25件、家庭用燃料電池31件、定置用リチウムイオン蓄電池25件、家庭用エネルギー管理システム8件、電気自動車10件のほか、事業者用太陽光発電システム3件、の計102件、補助金額1025万円で、拡充した初年度も多くの利用があった。
◆ごみの戸別収集:2023年10月に開始・年度末時点で29世帯が登録、延べ利用回数は717回今後さらに周知をはかる。
◆魅力ある店舗づくり支援事業助成金:地域課題の解決や売る上げ増、魅力ある店舗づくりなどのために30万円を上限に補助経費の3分の2を補助。経営診断を行うことで具体的な経営強化につなげる。申請は30件。総工事費1647万7852円に対し助成金額は753万6千円。
◆老朽化した路線・樹木等の集中した対応:道路では、例年は各地区1路線に対し2023年度は各2路線を実施。樹木は同じく例年は公園1か所・街路1路線に対し、公園8か所・街路3路線を実施した。
◆蕨駅西口再開発:物価高お工事騰による工事費高騰の影響を踏まえ、指名競争入札で施設建築物の施行業者を決定。組合が地域説明会を開催し1月より本体工事。
◆錦町区画整理事業:前年度の繰越明許分を含め家屋移転12戸、8路線209・7メートルの街路築造などを実施。家屋移転の進捗率は70・7%、整備面積の進捗率は66・9%。
◆学校トイレの改修・洋式化:西・中央・塚越の各小学校で各1か所の床乾式化・洋式化等の工事を、第二中学校で校舎東側2~4階フロアのトイレの配管を含めた回収を実施。全体の洋式化率は59・1%。
◆学校体育館のエアコン設置事業:東小、南小の2校で体育館にエアコンを設置した。施設開放の際には1時間200円の利用料。設置済み7校で23万9800円を徴収した。