9月議会
環境福祉経済常任委員会・分科会報告(市議会議員 やまわき紀子)
9月11日、環境福祉経済常任委員会と予算決算常任委員会の環境福祉経済分科会が開催されました。
委員会では、「重度心身障がい者医療費の助成に関する条例」を審議。これまで精神保健福祉手帳1級所持者だったものを2級所持者(現在518人)の精神通院医療について来年1月から対象を拡大するというもの。どのような広報をおこなうか質疑したところ、対象者に通知を送付し手続きをおこなっていくとの答弁がありました。全員が賛成しました。
分科会においては、一般会計補正予算、介護保険補正予算の2件と決算認定5件を審議しました。
委員会質疑で明らかになった内容の一部を紹介します。
一般会計補正予算では
〇コロナワクチン接種の健康被害で4456万円の死亡一時金の給付を行うもの。
〇蕨戸田衛生センターの火災により5億9550万円の組合分担金を計上。
〇リチウムイオン電池等の廃棄用袋を12月広報蕨とあわせて全戸配布する予算。
一般会計決算認定では、
○高齢者補聴器購入費助成金は30件を見込んでいたが93人に376万円助成。
〇ケースワーカーは令和6年度2人増加し14人(うち女性2人)で一人あたり93世帯受け持ちとなった。一人あたり80世帯の基準を上回っている。
○相談センターを市役所内に移転し、児童虐待相談は74件(うち終結12件、継続29件)、その他48件。
○空き店舗有効活用事業で5店舗が出店。魅力ある店舗づくり支援事業で11件。住宅改修資金助成金32件7200万円の工事で経済効果は27・94%。