平和
原爆死没者慰霊鐘つき祭で慰霊行う
広島に原爆が投下されて77年となる8月6日、長泉院で第59回わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭が行われました。
はじめに原水爆禁止蕨市協議会の杉本憲会長が「日本政府に批准を求め、世界にも広げ、核兵器のない世界へと声をあげていきましょう」とあいさつしました。
続いて来賓の頼高英雄蕨市長は、冒頭、ロシアのウ侵略についてふれ、平和都市宣言の意味が非常に重要になっている時と述べ、来年は都市宣言40周年にあたること、核兵器廃絶や平和をめざす運動が続くことの大切さを強調。平和都市宣言都市の市長として力をつくすと述べました。
最後に、埼玉県原爆被害者団体協議会の高橋溥副会長は「79年前の今日私は広島で被爆しました。二度と被爆者をつくってはいけない。あの日の惨状を知ってほしい」と述べ、自身の被爆体験を紹介。「原爆・核兵器が一日も早くなくなることを願う」「自分のいのちある限り、核兵器廃絶を訴え続けていきたい」と強調しました。
原爆が投下された8時15分、参加者は蕨市の防災無線に合わせ1分間の黙祷。その後、会長、市長、髙橋氏が核兵器廃絶の願いを込めて鐘をつきました。
この日の取り組みには、日本共産党の梅村さえこ元衆議院議員、
鈴木智市議、山脇紀子市議も参加しました。