平和
被爆者と心ひとつに草の根の運動を継続〜被爆者連帯援護わらびの集い
原水爆禁止蕨市協議会は、12月7日、自治会館において第44回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。党市議団の鈴木智・山脇紀子両市議が参加しました。
はじめに杉本憲会長が「日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞された。被爆者の方のお話を聞いて、引き続き一緒に草の根から運動を進めていこう」とあいさつ。この1年蕨駅頭で寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)と蕨しらさぎ会へと手渡されました。
集いには高橋溥しらさぎ会副会長が参加。高橋氏は、5歳の時に広島の爆心地から1・5キロの自宅で被爆した体験を県内各地で語り活躍しています。髙橋氏は、「ノルウェーのノーベル委員会がわれわれに賞を授与するのは、(今日の情勢に関する)反面教師としての意味合いが強いと思う。だから語り続ける」と話しました。
参加者全員が自己紹介をしながら、受賞のときの心境や被爆者の現状を質問したり、参加者みずからの平和運動に携わる経緯を話したり、69行動への参加など引き続きがんばっていきたいとの決意を述べ懇談をしました。
つどいの前に2024年度の原水爆禁止蕨市協議会の総会が開催され、核兵器禁止条約批准を日本政府に求める署名の推進や、被爆80年・蕨市平和都市宣言40周年となる2025年度の夏の各種平和の取り組みの成功など行動方針等を審議し、承認しました。
次回の69行動は1月6日(月)午後5時から開催し、多くの方に参加してもらおうと呼びかけました。