平和
戦後80年・蕨市平和都市宣言40周年記念事業~市民の平和を願う心を結集
今年は戦後80年・被爆80年と同時に1985年9月9日に制定した「蕨市平和都市宣言」40周年にあたります。
8月2日、戦後80年・蕨市平和都市宣言40周年記念事業が市民会館大ホールで開催されました。
第1部の記念式典では、主催者として頼高英雄市長が挨拶しました。これまでの平和事業を紹介するとともに、今こそ平和都市宣言でも述べているように「平和憲法の精神を守る立場から非核三原則が厳守されることを強く希望し、世界のあらゆる国の核兵器のすみやかな廃絶を願う」と述べ、引き続き市民のくらしと平和を守る決意をあらたにしていきたいとあいさつしました。
その後、昨年の蕨市成年式の実行委員長、副委員長の青年2人が蕨市平和都市宣言の全文を朗読しました。
第2部の平和コンサートでは、川口ぞうれっしゃ合唱団の合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」が公演されました。川口ぞうれっしゃ合唱団は、蕨市平和都市宣言5周年をきっかけに結成された合唱団で、指揮の酒井敦氏、ピアノ演奏の遠藤理史氏は、ともに蕨市出身で、蕨市にとても縁の深い合唱団です。アンコールでは参加者も一緒に会場全体で大合唱を行いました。会場いっぱいの参加者に感動が広がり、大きな拍手が寄せられました。
また、展示スペースでは「蕨の戦争体験・広報蕨アーカイブ」や「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」平和パネル展が行われました。
党市議団は一般質問等でも繰り返し「平和都市宣言の普及と共に周年事業をおこなってほしい」と要望を続けてきました。