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くらし・生活

蕨市立病院整備検討審議会報告(市議会議員 鈴木さとし)

8月29日、第6回となる蕨市立病院整備検討審議会が開催され、審議会委員として出席しました。
 今回の議題は、①地域医療構想調整会議資料について、②蕨市立病院整備基本構想・基本計画についての2件。
 ①は、30日に開催される域医療構想調整会議で報告する文書の確認で、市立病院が果たす役割や病床の規模や内容についての考えをまとめた内容について全委員が了承しました。
 ②は、前回(第5回)での「新病院整備の基本的な考え方」基本理念や基本方針、担うべき役割と診療体制の審議に続き、「施設計画」移転候補地、施設の必要規模、施設整備・部門別整備の基本的な考え方などを検討するものです。
 はじめに事務局から、施設の必要規模については、建物は敷地面積や建蔽率を考慮し、スペースの効率化やコンパクト化を前提に延べ床面積9000㎡程度とすること(現況は6865・65㎡)、自転車・バイクや自家用車での来院が多いため駐車場や駐輪場の十分な整備を行うこと、の2点が示されました。また、施設整備の基本的な考え方について、建物整備の考え方、効率的な医療機器の調達の考え方、電子カルテを含む医療情報システム整備の考え方などの例が示されました。
 各委員からの発言では、使いやすく十分な駐車場の整備、働く職員などにも配慮した環境、救急車の出入での近隣への配慮、プライバシーなどに配慮した健診センターの配置、食堂やカフェ・売店などの整備、電子カルテの導入、免震構造などを求める意見が出されました。私(鈴木)も、市民が親しみや安らぎを感じられる機能やデザインの導入について要望したほか、病棟での個室整備の考え方について明確にしていく必要性について発言しました。また、議論の中では電子カルテについては多額の費用を要すること、建替え後に経費が回収できるかとの視点も大切なことなどの発言もありました。
 次回の審議会で11月13日(水)。基本構想・基本計画についてまとまった内容が示され審議する予定です。引き続き、市立病院にかかわるご意見やご要望をお寄せください。

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