くらし・生活
民生委員推薦会報告(市議会議員 やまわき紀子)
民生委員推薦会が10月7日に開催され、環境福祉経済常任委員長に委嘱され出席しました。
民生委員・児童委員は各地域の人口に応じて定数が定められています。蕨市の民生委員の定数は123名・主任児童委員は10名となっています。民生委員に選出されるには年齢が30歳以上75歳まで、他にも厳しい適正基準があります。民生委員が転出や病気などの理由で退任した場合は、町会などの推薦により候補者として名前があがってきます。それを推薦会において適正かどうか審査を行います。 今回は塚越地域の民生委員の退任に伴い候補者1名を審査しました。候補者が承認されると県や国へ書類が提出され、最終的に厚生労働省からの決定通知が届き、県より委嘱状が伝達され民生委員としての活動がスタートします。
現在の民生委員の最低配置基準は一人あたり280世帯(定数149・2名)となっています。また75歳以上の高齢者のみ世帯をひとりあたりどのくらい見ているのか質問しました。100世帯から30世帯と幅はあるとの答弁がありました。配置基準よりも少ない蕨の配置定数をみると、近年の業務量の増大や高齢者の増加によって負担が増大していると考えられます。欠員が生じている地域への働きかけや、定数の増加を県に働きかけること等が課題となっています。