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くらし・生活

食品ロスを減らそう〜蕨市環境フォーラム開催

10月30日、蕨市と市公衆衛生推進協議会が共催する蕨市環境フォーラムが行われました。日本共産党市議団から山脇紀子議員が参加しました。
 主催者として、頼高英雄市長と阿部恒男公衆衛生推進協議会会長があいさつ。 頼高市長は、衛生センターでのごみ焼却炉の延命化工事を行い発電された電力は7264万円(557万kwh)の収益となっていること、太陽光発電の設備の設置補助金を拡充し79件の申請があったこと、シェアサイクル事業は一か月で4800人が利用していることなどを紹介し、コンパクトなまちでカーボンニュートラルのまちづくりをめざすとして環境問題への一層の協力を呼びかけました。
 続いて、「食品ロスを減らそう」をテーマに埼玉県資源循環課の阿久津愛氏が講演しました(写真)。
 阿久津氏は食品ロスとは「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」のことで環境に悪影響を及ぼすと説明。日本での食品ロスの現状と削減に関する取り組み、家庭でできることを詳しく話し、ローリングストック(古いものから消費し消費した分だけ買い足すこと)を実践することや賞味期限(おいしく食べることができる期限)がすぎたからとすぐに捨てることをしないことなど提案。埼玉県の取組として食品ロス取り組みの発信やエコぐるめ事業、九都県市が一緒に普及啓発にとりくんでいることを紹介。最後に食品ロスの削減はひとりひとりの協力が必要不可欠でありできることから始めてみようとまとめました。
 市の担当職員から昨年5月と11月に行われた市内での食品ロス実態調査について報告があり、もやすごみに含まれる食品廃棄物47・3%、食品ロス16・5%。その結果、市民一人が1年で出す食品ロスは約24キログラム(一日あたり約65グラム)だったと報告がありました。日本の食品ロス量は年間一人あたり38キログラムとなっています。

 

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