くらし・生活
蕨の成長・進化の加速化へ、新年度の施策など賴髙市長が報告☆市内7か所で市長タウンミーティング
4月12日から20日、市内7会場で毎年恒例の市長タウンミーティングが開催されました。
初めに賴髙市長があいさつを兼ねて市政について報告。市民との対話・ふれ合いを大切にしてきたと述べ、マニフェストの推進や緊急課題への対応など、この一年間を振り返りました。
つづいて321億8千万円と過去最大となった新年度予算について4つのプロジェクトごとに主な事業を紹介しました。
「安全安心・エコシティプロジェクト」では、上下水道や橋梁整備など防災都市づくりのさらなる推進が図られるとともに、蕨駅周辺での防犯パトロールなど防犯対策のさらなる強化、公共施設への太陽光発電設備の導入調査などの脱炭素社会実現への取り組みについて具体的に語られました。
「子どもの元気・未来創造シティプロジェクト」では不登校の子どもたちへの支援や学校トイレ洋式化などの教育施策の充実、学童保育室の整備、子どもたちの居場所づくりとしての公園整備などを紹介しました。
「魅力と活力にぎわいシティプロジェクト」では、独自施策も含めた物価高騰対策に取り組むとともに、にぎわい交流拠点などの中心市街地活性化のさらなる推進、西公民館・松原会館の新たな複合施設整備や市民会館改修について語りました。
「みんなで笑顔・健幸シティプロジェクト」では、ウォーキングの取り組みなど広範な事業が推進されるスマートウェルネスシティの取り組み、がん検診・患者支援の充実などを紹介。未来への3つの重点戦略(自治体DXの推進、蕨駅西口再開発事業の推進、市立病院の移転建て替え)についても具体的な取り組みや見通しが示されました。
賴髙市長は最後に蕨市の財政健全化についても着実に進んできたことを具体的な内容を示して紹介。引き続き蕨市のさらなる成長・発展へ全力を挙げる決意を表明しました。
その後は、出席した市民から質問や要望が出され、市長が回答。市の方針や取り組み状況、地域の現状や課題、率直な思いなどが交わされました。その様子は次号で紹介します。