くらし・生活
市民要求の実現で市政をのさらなる前進を~日本共産党蕨市議団が市民と懇談
日本共産党蕨市議団は、2026年度の予算編成に対する要望事項の検討を進めるとともに、市民や各団体との懇談を行い、市政への要望や意見の聞き取りを行ってきました。
11月7日に行われた市政懇談会では、全日本年金者組合蕨支部、川口民主商工会、蕨市平和を守る会、新日本婦人の会蕨支部、社会保障をよくする蕨の会、蕨地区労働組合協議会などの団体や障がい者の要求実現に取り組んでいる市民などが参加しました。
冒頭、鈴木市議団長があいさつに立ち、今日の政治情勢や市政における動きなどについて報告。物価高騰や社会保障改悪の動きなどの深刻な影響について紹介しました。また、国政での自民党政治の責任と蕨市における「あったか市政」前進の重要性を強調し、「市民の声を市政に届け前進させるためにも、率直な思いを発言していただきたい」と述べました。
その後の懇談では、参加者から要望や意見が出され、市議団から見解や対応などを回答。最後に、山脇議員が閉会のあいさつに立ち「予算要望や今後の活動に生かしていく。引き続き要望や意見を」と呼びかけました。
以下、懇談会で出された意見や要望の一部を分野ごとに紹介します。
国民健康保険 〇国保税が引き上げられてきたことは残念。繰り入れを残すなど頑張ってほしい〇せめて子どもの均等割り減免を〇「払える国保税」を意識して取り組んでほしい
年金・介護・高齢者福祉 〇補聴器への保険適用や年金のマクロ経済スライド即時撤廃を国に働きかけてほしい〇高齢者見守り活動の拡充〇緊急通報システムの周知〇高齢者の住宅確保支援〇介護事業者の人材確保などへ支援継続・拡充
障がい者福祉 〇入所施設の整備については課題を整理して引き続き努力を。家族の状況はかなり厳しい
生活保護 〇「しおり」に権利として記載されたことに感謝〇生活保護受給者にも物価高騰等の影響は深刻
子育て・教育 〇子ども誰での通園制度の在り方は慎重に検討を〇修学旅行費用への補助など子育て世代への負担軽減を〇パソコンやタブレットの活用だけでなく、使い過ぎから子どもの心身を守る取り組みを
くらし支援 〇織りなすクーポンのような物価高騰対策〇エアコン補助など猛暑対策へのへの支援を
その他 〇市立病院の診療科の維持を〇防犯カメラではプライバシー保護への懸念を認識してほしい〇フルタイムに近い会計年度任用職員が増加。正規職員化など検討を〇防災体制なども念頭に正規職員の体制強化を〇ハラスメント対策
引き続き、日本共産党蕨市議団は市民のみなさんから市政に対する要望・ご意見を受け付けています。