ご意見・ご相談

ご意見・ご相談

ご意見・ご相談

ご意見・ご相談

社会保障

だれもが安心して医療が受けられるように〜社会保障の会・秋の学習会

10月19日、社会保障をよくする蕨の会の秋の学習会が開催されました。
 テーマは「誰もが安心して医療が受けられるように」です。全国的に高すぎると問題になっている国保税(料)と、心配が寄せられるマイナ保険証について、埼玉県社会保障推進協議会の柴田康彦会長が講演を行いました。
 柴田氏は、情勢と政治の矛盾についてふれたのち、国民健康保険税(料)をめぐる問題について解説。政府が国庫負担を減らし続け、地方自治体への圧力を強め、都道府県単位化を進めることで国保税(料)が引き上げられる傾向を指摘しました。さらに制度についても会社員が加入する健康保険に比べ保険税(料)が高くなる問題や、家族の人数により子どもにまでかかってくる均等割りの問題を指摘し、安心の国保制度を目指そうと訴えました。
 その後、マイナ保険証をめぐるトラブルや制度の矛盾などについても指摘しました。世論や運動により、マイナ保険証を持たない人には従来の保険証と同じく使える資格確認証が手続きなしで送付されることを紹介。必要以上に心配する必要はないと述べるとともに、これから改悪が狙われている社会保障制度についても解説し、取り組みの強化を訴えました。
 参加者からは、質問とともに「12月から保険証が使えなくなると心配していた人がいた」「障害がある家族が入所している施設ではマイナンバーカードは預かれないといわれた」などの話も紹介されました。柴田氏は、資格確認証の利用など質問に答えるとともに、「様々な問題一つ一つを会としても集約し、考えていくことが大切」と述べ運動を激励しました。
 その後、参加者の一部は蕨駅西口に移動し、従来の(紙の)保険証を残すことを求め宣伝しました。

 

TOP