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社会保障

第9回蕨市立病院整備検討審議会行われる〜基本構想・基本計画(案)などを答申

1月23日、第9回蕨市立病院整備検討審議会が行われました。同審議会としてはこれが最後の開催となります。 
 この日は最初に前回までに議論されてきた答申(案)に変更などがないことを全会一致で確認。原澤茂会長が賴髙市長に「蕨市立病院整備基本構想・基本計画(案)」と「蕨市立病院整備基本構想及び基本計画について(答申)」を手渡しました。
 賴髙英雄市長は一年に及ぶ審議に対し「貴重な意見をいただいた。最大限取り入れていきたい」と表明。今後の事業について「市民が安心して住み続けられるためにも、選ばれるまちづくりのためにも必要」「小さな蕨市にとって大きな事業」と述べ、刻々と変化する状況に対応して事業の推進を図る考えを示しました。
 その後、全委員が1年間の審議を振り返って感想などを発言。日本共産党市議団の鈴木智市議は救急医療などで市立病院が果果たす役割を改めて強調し「他の医療機関などとの連携も含め市民の不安や心配に寄り添える市立病院の整備を望む」と述べました。
 最後に原澤茂会長は、開催されたほぼ全ての回で出席者全員に発言してもらってきたことを紹介。様々な立場や角度から意見が交わされ答申がまとめられたことを高く評価しました。また、物価高騰などの課題を指摘しながらも、今後の市立病院の建て替え整備への期待を表明しました。
 今後は、答申に基づき、市長が基本構想・基本計画を取りまとめ、市民への説明会の開催や意見を求めるパブリックコメントが実施されます。日程や場所は以下の通りです。

説 明 会                      :2月12日(水)午後7時から 場所は文化ホールくるる
パブリックコメント:期間2月7日~27日

 ※詳しくは蕨市のホームページをご覧ください

 答申では、現在の病床規模や救急医療や周産期・小児医療での役割、現在の診療科数など踏襲していく方向を掲げるとともに、回復期病床の導入と地域包括ケアへの対応、検診センター機能の導入なども掲げています。また、施設計画では、現在より広い床面積を確保し、災害に強い施設、近隣環境と景観への配慮、親しみと安らぎを感じる施設などを目指すことが記されています。

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