社会保障
吉川市の障がい者支援センターなまずの里見学~蕨福祉を考える会
蕨福祉を考える会は、障がい者福祉について学習や活動をしている団体で、障がい者入所施設の整備の要望を続けています。
4月10日は同会主催で施設見学が行われました。この見学には日本共産党の梅村さえこ元衆院議員、鈴木さとし市議、山脇紀子市議も参加しました。
吉川市で活動している社会福祉法人彩凛会が運営する障がい者総合支援センター「なまずの里」に訪れました。なまずの里には、多機能型事業所ひだまり(生活介護、就労継続支援B型、就労移行、自立訓練)、障害者相談支援センターすずらん、障害者就労支援センターレゴリス、地域活動支援センターそよかぜ、日中一時支援事業所みなと、多機能整備拠点事業を行っています。また、事業所の周辺には三か所のグループホームを設置しています。施設内ではさまざまな作業を障がい者のみなさんが生き生きと活動している様子をみることができました。また、施設内には調理場を整備し、そこで障がい者の方々が調
理したトンカツなどお昼ごはんをいただきました。
施設見学後、星座理事長にお話しをしてもらいました。事業所設置に至った経緯や入所施設設置に関する課題について等、詳しくお話をお聞きしました。
蕨市多機能型事業所スマイラ松原を視察
4月8日、梅村さえこ元衆議院議員と鈴木さとし市議会議員は市民とともにスマイラ松原を訪れ、生活介護と就労支援B型の取り組みを中心に視察しました。
比較的障害の重い人たちが利用する生活介護は、日常生活を支援しながら、それぞれの興味や関心を生かした作業活動などで楽しく安全に過ごせる場として利用されていて、この日は朝の会の様子を見学しました。。
就労支援B型では、パン製造などの施設内作業の他、公共施設でのパン販売やカフェ「ふわり」の運営、蕨戸田衛生センターのフラワーセンターでの作業など施設外の活動も行っています。この日はパン作りの様子を見せていただきました。
職員の方との懇談では、日々の取り組みや努力していることなどが紹介され、今後の課題についても話が及びました。