社会保障
基本設計案の検証結果などを議論 ・市立病院建替え整備特別委員会報告(市議会議員 鈴木さとし)
7月22日、第14回となる蕨市立病院建替え整備特別委員会が開催されました。
この日の議題は、基本設計の検証結果と経営危機打開プランの取組状況について。16日に報告された内容(民主わらび26日付で既報)についての質疑応答が行われました。
日本共産党は、①事業費の削減につながる新病院での透析室の廃止と市立病院の医療や患者への影響について、②要望していた2階健診センター周辺での検査と診察の動線の分離についての検討結果について、の二つの角度から質問。
透析室については、施設の維持・運営には多額のコストが必要なこと、透析を始める患者に対する手術型の医療機関に依頼するなどすべてを市立病院でできる環境にないこと、医療の進歩により透析によらずに投薬での対応が増えていて、市立病院でも新たに透析が必要な状態まで症状が進むケースは極めて少ないこと、現在利用している14人については他の医療機関に引き継ぐなど丁寧に対応すること、透析室の役割がなくなる臨床工学技士については他の役割を検討することなどが示されました。
また、健診センター周辺の動線では、検診センターと産婦人科の待合室の位置を大きく離すことで、同線を分ける工夫がされています。この点は、党市議団が前回の説明の時に強く要望していた事項です。
他にも質疑が交わされました。答弁で示された主な内容は以下の通りです。◆さいたま市や戸田市、川口市の市民の利用も多い、◆今年度に入って始まった訪問診療には、入院施設があり病院の医師が訪問するなど、他と比べての特徴があること、◆病床が満床であっても基本的に救急搬送はすべて受け入れ、診断の上必要に応じて転院させる方針、◆産婦人科は希望に乗れば収益性が高い。継続し、新しい行室+無痛分娩の開始+個室病床といった強みを生かして頑張る、◆病院職員には「断らない医療」「
風通しの良い職場に」、などの内容を強調している。
この後は議会からの意見を検討した後に基本設計が取りまとめられ、8月からは詳細設計に入る計画です。