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議会報告

最新の廃棄物処理施設などを学ぶ〜衛生センター組合議会視察報告(市議会議員 鈴木さとし)

10月5日、蕨戸田衛生センター組合議会の視察が行われました。
 はじめに訪れたのは、株式会社リーテム東京工場。同社は、廃棄物の排出から再資源化処理委に至る広範な事業を行っており、今年度は蕨戸田地域から排出される小型家電の引き渡し業者となっています。
 東京工場では受け入れた廃棄物を手作業で危険物やリユース品等に分解して選別し、その後、風力選別や磁力選別などを重ねて鉄や非鉄金属混合物等に分類。非鉄金属混合物は同社水戸工場でさらに詳細な分別が行われ再資源化されます。
 視察では、東京工場全体の工程の中で、自動掃除機からリチウムイオン電池を手作業で分解・回収する工程やファンヒーターから残った石油を抜き取る作業、金属の分類での目視と手作業による工程等も見学。昨年の潁川センターの火災については混入したリチウムイオン電池の客家が原因とされていますが、その対策については、最新技術だけなく人手による手間のかかる作業にも頼らざるという点は印象的でした。
 続いて訪れたのは、東京23区清掃一部事務組合の光が丘清掃工場。昨年の火災の折には、蕨戸田の可燃ごみを受け入れていただいた施設の一つです。
 同工場は2021年から稼働を開始した新しいごみ処理施設。住宅地や商業地に隣接し、近隣環境への配慮の他、ごみの焼却方法や火災防止機能でも最新の技術が採用されています。施設では、特有の匂いはほとんど感じず、臭気対策(収集車等入口でのエアカーテン、ごみ貯留槽付近の空気の流れのコントロール等)の効果を実感しました。さらに、ごみ貯留槽では、リチウムイオン電池等の危険物による発火に対応する自動放水銃も整備され、人がいなくても自動で消火する仕組みとなっています(実際には、手動操作のほうが早く、手動での対応が多いとの説明)。
 他にも、持ち込まれるごみに混入物ないか、定期的に展開調査を行う等、最新のシステムだけでなく多くの努力を重ねていることも知ることができました。
 なお、「建築費の急激な高騰を受け、必要な性能を確保しながらコストをいかに抑えるかという難しい課題が生じている」との解説もあり、今後の蕨戸田衛生センター組合でも真剣な検討が求められていることを改めて実感しました。
 この日の視察は、蕨戸田が直面する課題を考える上で有意義な内容でした。

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