2002年度決算 市民合意のない合併協議会負担金や蕨駅再開発の積み立ては問題 総務常任委員会報告

総務常任に委員会は9月8日に開催され、請願一件、条例案二件、二〇〇二年度一般会計決算認定について審議されました。

◎合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める請願が不採択に

 市民から提出されたこの請願は「合併は住民投票で決めること」を請願項目としています。清水(共産)、池上(市民ネット21)、岡崎(自民)の三委員は賛成しましたが、今井、比企(ともに新政会)、鈴木巌、石毛(ともに公明)は反対し不採択となりました。

◎二〇〇二年度決算
 @大型開発のムダ使いといえる蕨駅西口再開発に五千万円が積み立てられている、A議長公用車に市民感覚からかけ離れた六百七十三万円の高級車を購入している、B宿泊を伴う研修に使う特別旅費の使途が部落解放同盟などの同和研修に偏っている、C市長交際費が埼玉県防衛協会、特定政治家の後援会、特定宗教団体の行事参加に使われている、D住基ネットに自分の情報を登録したくないという市民の要望が検討されていない、E市民の意向を聞かずに合併協議会に負担金を支出して合併協議を進めている点を問題点として、日本共産党は反対しました。
市民ネットも合併協議会への支出を理由に反対、自民は退席しました。新政会、公明党は賛成しています。

◎他の条例案については全員賛成しました。