マンション建設計画の見直しを求める陳情に対して、4回目の「継続審査」 教育まちづくり常任委員会

 5月23日、教育まちづくり常任委員会(委員長・志村茂議員)が行なわれ、昨年9月議会に提出され、12月・3月議会でも「継続審査」とされていた「「(仮称)レクセルマンション蕨」建設計画の見直しに関する陳情書」について審議されました。
 各委員から質疑が行われ、工事の進め方についての工事協定は合意に至ったこと、7階建ての計画を5階建てに変更することについては合意がなく反対運動も継続していることが示されました。また、工事協定が結ばれているのに反対が継続されていることについて、矛盾があるなどの発言がありました。日本共産党の鈴木委員は「工事には反対でも日々進められる工事の安全の確保や環境への影響を抑えるため協定を結ばざるを得ないこともある」と住民の立場を示した上で、今後の設計変更の可能性について質疑しました。結局、新政会の川島委員から「継続審査」の動議が出され、日本共産党以外の賛成多数となりました。
 日本共産党は、これまでも本会議で陳情を採択すべき立場で賛成討論をい、問題を先延ばしすることを批判してきました。