マンション建設計画の変更を求める陳情に新政会などが反対 教育まちづくり常任委員

 
8月26日、教育まちづくり常任委員会が開催され、昨年の9月議会以来4回の定例議会で継続審査とされてきた「(仮称)レクセルマンション蕨建築計画の見直しに関する陳情書」について審議が行われました。

  この陳情が出されてから1年近くが経過し、この間に地域の住民と建て主・業者との間で協議が繰り返し行われ、建築協定の締結などが行われてきました。しかし、建築階数は合意のないまま建築が行われ、完成がせまっている状況です。

  日本共産党は、鈴木議員が討論を行い、地域の住環境への影響、地域住民との合意のないまま着工されたこと、この間の継続審査が事実上住民の願いを退けるものであることなどを指摘。陳情の趣旨に賛成する意味で、採択すべきと主張しました。一方、新政会の川島議員は、先だって行った討論の中で合意のないままの工事が終わりを迎えようとしていることを「遺憾」としつつも、現状から「不採択」とすべきことを表明。採決では日本共産党と民主クラブの2名が賛成、新政会・市民ネット21、公明党の5名が反対という結果でした。