2004年度国民健康保健特別会計決算認定への梶原秀明議員の反対討論(要旨)

 市の国保制度は、低所得者が多く加入し、他の社会保険制度に比べて重たい負担だ。保険税の滞納世帯は22%に達している。蕨市は、滞納世帯に対する保険証の取り上げ(資格証明証の発行)を、04年度6月で326件も行い、国保世帯に対するその比率は、川口市・八潮市についで高い。しかも所得100万円以下が93%と、低所得世帯に集中している。子供のいる世帯や、60歳以上の高齢世帯からも保険証を取り上げるなど、県内でもきわめて冷たい運営をしている。

  日本共産党市議団は、保険証の取り上げは悪質滞納者に限ること、保険税の減免制度の拡充などを強く求める。