アスベスト対策の補正予算などを審議 教育まちづくり常任委員会報告
市会議員 志村しげる
市会議員 鈴木さとし

 5日、教育まちづくり常任委員会が行われ、陳情1件、補正予算1件、指定管理者の指定1件が審議されました。

 陳情第5号は、老朽化著しい旭町公民館の実情を訴え、蕨駅西口再開発の公共施設について「旭町公民館を含めた複合施設とすることが最良」とし、同再開発地域への旭町公民館の移転を求めるないようです。これに対して鈴木市議は、再開発事業の現状と陳情の可能性について質疑。市民負担増につながる再開発は認められないことを主張した上で、一方、「旭町公民館の建替えを望む気持ちは十分理解できる」として、日本共産党としては賛否については棄権することを表明しました。他の議員は全員賛成しました。

 補正予算は、先日発表されたアスベスト使用が確認された6施設8箇所(すべてが教育関係の施設)のアスベスト除去にかかわる補正です。この間の飛散の可能性などについて質疑を行った後、全会一致で可決すべきものと決しました。

  また、蕨市民体育館の指定管理者として、これまでも企画・運営を行ってきた財団法人蕨市施設管理公社を指定する議案についても、全会一致で可決すべきとされました。