9月定例市議会開会
合併の是非を問う住民投票を求める請願書書提出される

 蕨市議会9月定例会が1日開会され、条例案4件、補正予算案3件、決算認定10件の計17件が議案として提出されました。その他、市民から2件の請願が提出されました。
 老人医療費の支給に関する条例(68歳と69歳の人の医療費助成制度)の改正は、来年1月2日以降に68歳になる人を助成対象から外す(2カ年で制度をなくす)内容になっています。
 市税条例の改正は、蕨市で鉱泉を使用する浴場が開設したことに伴って入湯税の項目を盛り込むものですが、内容としては入湯税を免除するものです。本来なら昨年12月の開設時に必要な規定でしたが、市当局がうっかりしたようです。
 補正予算では、東公民館と南公民館のエレベーター設置工事に関わる追加工事などがあり、公民館費として約2千万円が増額補正されています。

 一般会計決算では、歳入合計が予算額より約4億2千5百万円多くなり、歳出は約3億6千4百万円少なかったため、歳入歳出差引き額は約7億8千9百万円となっています(2003年度に繰り越し)
 請願は、「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願書」と「合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願書」が提出されました。住民投票の実施を求める請願書では、日本共産党など11名の議員が紹介議員になっています。

【議会日程】
1日 開会、議案上程
5日 質疑
8日 総務常任委員会
9日 環境福祉経済常任委員会
10日 教育まちづくり常任委員会
19日 一般質問
22日 一般質問
24日 一般質問(予備日)
26日 討論、採決、閉会