総選挙結果 お寄せいただいたご支持・ご支援を力に引き続き、全力で頑張ります
〜全国で9議席 北関東は塩川氏、村主氏(15区)及ばず〜

 
11月9日、投票・開票が行われた総選挙で、日本共産党の獲得した議席は、比例で近畿ブロックの3議席と、東北、北関東、東京、南関東、東海、九州の各1議席(前回20議席)となりました。連日、若さあふれる演説で大奮闘した村主明子・埼玉15区候補も16,394票(得票率9.6%)を獲得しましたが、当選にはいたりませんでした。ご支援、ご協力いただいたみなさんに深く感謝いたします。
 今回は、自民党と新民主党が消費税問題や憲法問題で同じ立場をとり、その枠内で「政権選択」を争うという政治地図の大きな変化のもとで行われました。この変化は、アメリカ式の「二大政党」制をもとめる財界の呼びかけで、解散直前の時期に急激に作り出されたものでした。
 日本共産党は、こうした問題点を明らかにしつつ、「国民が主人公」の日本をめざす改革の道を訴え、消費税増税と憲法改悪という2つの大悪政に反対する立場を正面から訴えました。しかし、限られた期間に、今の事態の真相と日本共産党の立場を伝えきるには至りませんでした。
 一方、今回の選挙戦で日本共産党が訴えた主張は、国民の立場に立ったものであり、とりわけ、消費税と憲法の問題は、今後の国政の進展の中で否応なしに重大な争点となるものです。また、「青年に仕事を」との村主候補の訴えを、通りすがりの青年が熱心に聞き入るなど、様々な場面で共感が広がりました。
 財界が主導する「二大政党制」には、行き詰まった自民党政治を打開する力も展望もありません。
 日本共産党は、この選挙で掲げた公約実現のため、国会の内外で全力をあげてたたかう決意です。