学校現場で「新市の名称募集」を行うべきではない 「住民投票を求める蕨市民の会」が教育長へ申し入れ

 「住民投票を求める蕨市民の会」は、4月28日、須田信孝、三輪一栄、頼高英雄の各世話人が秋山亜輝男蕨市教育長に会い、学校現場で「新市の名称募集」は合併が決まってから行うべきであり、今の時期に行う事は、市民に合併が既成事実であるかのような誤解を与えるなどの問題がある事を指摘し、こうした問題のある「新市名の募集」を学校現場で行わないよう求めています。
 対応した秋山教育長は、現在、市内3つの中学校に「新市の名称募集」の箱と用紙を置いている事、小学校には、職員室に教職員向けに、応募のための袋を置いている事などを明らかにし、「投票したいという人に便宜を図っているだけで、子どもに投票を呼びかけたり、各学校に文書で指示を出すような事はしていないし、今後も考えていない。申し入れの趣旨はわかりました」と回答しました。