合併ありきの市の説明は不当 合併の是非を大いに議論しよう 三市合併の是非を考える学習会ひらかれる

 13日夜、合併問題を考えるネットワーク・蕨と、みんなの市長を作る会の共催による、合併問題の学習会が開かれました。合併したらこうなるという説明会が開かれている最中に緊急に開かれましたが、会場いっぱいの65人が参加しました。
 「住民投票を求める蕨市民の会」の世話人、よりたか英雄氏が報告をしました。「サービスは高く、負担は低く」を基本に協議していると市は説明しているが、影響額の小さいものはたしかに方針通りだが、税金など影響額の大きいものは方針に反し「負担や税金を高くするものだ」と指摘。最近テレビで放映された長野県知事や鳥取県知事の批判をひき、「国は過去に大型公共事業を促進して多額の借金をつくった。今度はその借金対策のため、合併特例債を用意し、さらに借金を増やすのはとんでもないこと」と批判しました。
 会の冒頭でネットワーク・わらびの須田氏が、市長や議会が万一住民投票の結果に反した場合、リコール運動も辞さないと挨拶しました。日本共産党の志村茂議員は、田中市長にはあとがない、ごまかしによって合併の道を突き進んでいると厳しく指摘しました。会場の7名から質問や意見が出され、よりたか氏と志村議員がていねいに答えていました。