3市合併協議会 議員定数・任期等検討委員会開催 在任特例の期間と報酬を協議

 3市合併協議会の議員定数・任期等検討委員会(第6回)が6月12日、鳩ヶ谷市役所で開催されました。
 第5回の委員会で、在任特例を適用する(3市の議員89人がそのまま新市の議員になる-志村茂議員など3名は反対)と決めたので、今回は在任の期間と報酬をどうするかを議論しました。
 志村委員は、「今朝の新聞に、蓮田市などの合併協議会は議員の在任特例を2年にするという案を否決したと報道されている。議員の在任特例には市民の批判が強い。在任特例の期間はなるべく短くし、報酬は3市の現行のままにするのがいいと考える」との意見を述べました。
 他の委員も全員が発言しましたが、多様な意見が出てまとまりませんでした。委員長は、とりあえずの意見集約として、報酬を川口市に会わせる事に賛成の人の挙手を求めたところ、6人が賛成(挙手しなかった人は4名)しました。次回は、これを決定とせずに任期について議論し、最終案をまとめていく事になりました。
 新市に選挙区を設けるかどうかの議論もすべきだとの意見が出ましたが、委員長は「在任特例を使う事が決まったので、選挙区をどうするかの議論は合併協議会では行わない」としました。
 新市の議員定数は、法定数の上限である56名にする事で一致しました。
 次回の委員会は、6月22日午前10時から、蕨市商工会議所で行われます。


議員の在任特例・報酬引き上げに市民から批判の声

●お金が無いから合併すると言っているのに、議員だけ甘い汁を吸うのは許せない。

●民間企業はさんざん給料が削られているのに、議員だけおかしいんじゃないか。

●合併の目的として「財政改革」をあげているが、それなら議員は在任特例を使うのはおかしいのでは。合併を推進する方々の意見に憤りを感じます。

●議員だけが優遇されるなんて納得できない。