住民投票を前にして、新市名称「武南市」に 〜合併協議会報告@〜

 7月12日、第9回川口市・蕨市・鳩ヶ谷市法廷合併協議会が開催され、「新市の名称は、武南市とする」 と決定されました。
 新市の名称については、「合併の是非も決まっていないのに名前を決めるのはおかしい」都市民の批判がある中、公募がされ、合併協議会の新市名称検討委員会で6名称に絞り込み、7月1日の第8回合併協議会に報告されました。ここで投票によって名称を決定しようとしましたが、結果は川口市が21票、武南市19票、白紙1票。寛喜運営に関する申し合わせでは意見が一致しない場合は出席委員の3分の2以上の賛同を持って決定することになっていますが、いずれも3分の2にいたらず、決定しませんでした。
 今回も、3分の2以上が一致することは困難と考えられ、決定方法について各委員に意見が求められました。志村茂委員は(蕨市)は「合併は市民に多大な影響を与えるからこそ方針決定は3分の2以上の賛成でとなっている。この申し合わせを堅持し、十分に議論すべき。旧市の名称を使うべきではない」と意見を述べました。しかし申し合わせの「3分の2」を「過半数」にすることが諮られ、反対の委員も少なからずいましたが、3分の2以上の委員がこれを認め、再び投票が行われました。その結果、武南市22票、川口市19票で出席委員41名の過半数を得た武南市に決定しました。