新しくなった北小学校を視察

日本共産党市会議員団は、10月7日(木)午後、五名全員で、9月から新校舎で授業を始めている北小学校を視察しました。

  市立北小学校は国の補助金も受け、昨年度と本年度の2ヵ年度で、事業費約6億6千万円(本体工事分)の新築工事を行い、11月10日に完了します。すでに新校舎では、オープンスペースというユニークな構造の教室で授業が行われています。

 開校130年を超える歴史と伝統を継ぐ建物として、屋根は日本瓦ぶき、木質系の材料をふんだんに使い温かみのある室内を実現しています。理科室以外の特別教室にはエアコンを完備、トイレは明るく清潔で省エネ設計、保健室を1階の校舎中央に配置し救急対応をしやすくしています。市内初の「ことばの教室」を置き、先生との1対1の教育が行われ週に27人が通います。図書室はとても広く、書籍が入るスペースが多く残され、保護者などボランティアによる図書のバーコード管理を計画しているそうです。

 北小では、県の学級編成方針の変更に伴い、1年生で35人学級が実現、4クラスで26人・27人学級である一方、3年生は2クラスで38人・39人学級とアンバランスがあること、1年生がそのまま35人学級編成で来年度に引き継がれるかなど、小人数学級をめぐる課題も残されています。

オープンスペースと教室。
間仕切りは可動。
パソコン教室 バリアフリーの入り口
今年から全校に導入された防犯設備 カラフルなトイレ入り口 広い図書館
   
多目的のオープンスペース、
教室2つ分弱の広さ